静かに 佇〔たたず〕む 街並み
はしゃぎ疲れ ただ優しく
忘れたはずの このさびしさ
胸の扉 叩いた
君の瞳には 僕が 滲んで
消えてゆく 愛を 知った
このまま君だけを 奪い去りたい
やがて朝の光 訪れる前に
そしてまたあの日見た
夢を叶えよう ふたり素直なままの瞳で
いつまでも信じていたいよ
心震えるほど
愛しいから
懐かしいブルーの雨傘
ざわめく街で 君に会った
うつむき 歩く そのクセは
今も あの日のままだね
ふいに呼び止めて
笑い合えたら
言葉さえもいらない
このまま君だけを 奪い去りたい
胸の奥でそう 叫んでいるようだ
誰ひとり わからない
遠い世界で君を守ろう 心燃やして
いつまでも抱きしめ合いたい
永遠〔とわ〕に戻ることのない 時の中で
このまま君だけを 奪い去りたい
やがて朝の光 訪れる前に
そしてまたあの日見た
夢を叶えるよう ふたり素直なままの瞳で
いつまでも信じていたいよ
心震えるほど
愛しいから