前を滑る君の軌跡を
たどるのが精一杯だよ
カ一ブを描く、粉雪が舞う
たた、見失わないように
こんなにも夢中で君を追いかけてる
出會った時みたいね
Winter Game
冬のプロペラが空高く舞い上がる
思わず轉んで、息を飲み見上げた
止まり振り向いて、ゴ一グルを脫ぎ捨てた
笑顏眩しくて、
胸がときめいてる
胸がときめいてる
落ち著かない私の顏を
そっと手のひらで包んで
やり直しのきかない世界、
樂しんで來る…と告げて
腕を高くかざし、リフトに向う背に
翼を見た氣がした
Winter Game
冬のプロペラは君が目指してた夢
銀のステ一ジにその名前が響く
急なスロ一プに飛び出した瞬間に
こらえきれなくって、
目を閉じて祈った
目を閉じて祈った
ミスを怖れずに加速してゆく
ジャンプ台に挑むように
冬のプロペラで、いま君は鳥になる
ぐるぐると回るボ一ドが宙に浮く
滑り終えた後、歡聲をすり拔けて
抱きつく私が
君のゴ一ルになる
君のゴ一ルになる