会話がなくなって どのくらいかな
未だ慣れやしないね
ほんの少しの 溝が今では 底も見えなくて
埋まらないのか 埋めないだけか
ちっちゃな意地で
こじれた理由(わけ)も もう誰もわからない
戦争もきっと こんなもんだろう
いつまでも引かない 微熱の中
微睡む夢の世界で
僕は君と笑い合ってた
ふいに目覚めた 僕の口元に
残る 微笑みの跡が
哀しい現(うつつ)を引き立てる
電車の窓 横切っていく景色
足りないのは何だろう?
混ざり合わない ベクトルの害
それでもきっと 嫌いじゃ無くて
いつまでも引かない 微熱の中
微睡む夢の世界で
僕は君と笑い合ってた
ふいに目覚めた 僕の口元に
残る 微笑みの跡が
今も消えない
ああ、どこかで道が分かれちゃって
たぶんもう引き返せない
だけどネガティブじゃいられない
分かれた道がまたいつかきっと
ひとつになるそのときを
そっと願ってもいいかな?