透きとおる空へと そっと手を伸ばしながら
傷ついた気持ち今 溶かすから
少しずつ時間が きっと包んでくれるよ
この声をさらうように受け取って
空の果て見つめる帰り道で君は
突然 いつもより 悲しく笑った
夕暮れの向こうで 背中見せていたね
本当はぬくもりを求めていたのに
どんな君でも 見つめているよ
心はきっと 追い風になる
その扉を開いて
空っぽの心に強がる君だけが
本気でさよならと あの時言ったの?
約束を今でも覚えているならば
涙を隠している この手を掴んで
完璧なんて あり得ないから
つながっている 世界の中で
僕の声を見つけて
どこまでも続いた この空の向こうには
僕だけが知っている 君がいる
南から流れた 風が教えてくれたよ
いつの日も始まりはやってくる