初めて描いた Tokyo という光は
星よりも遥かに
揺らめいていた きっとそれはただ震えていたから
何かが産まれて どこかが壊れ
孤独を築き上げている
高速道路を歩けば
それで一日有名になれるね
愛が枯れている 優しくなりたい
誰なら許せる 嬉しい私を
もっと抱きしめて 優しくされたい
誰にも届かない 悲しい私は
ビルの風が吹く日陰の花屋で
部屋に飾るガーベラを買う
この瞬間を誰に見せよう
三日好きでも 五日であきる
夢が滑り出す どこへ向かうのか
この街じゃもしかしたら どこまでも行きつく
Tokyo という場所 声は届くかも
明日の朝 青山通りを 歌で染めてみよう
もっと抱きしめて 歌を抱きしめて
ここしか出会えない あなたに出会えない
(Marc)
モノクロの記憶を探ろう、
東京にたどり着きオロオロ
こそ泥のような孤独も
不適な笑み背中にドクロ
そしておもむろに取り出した過去、
迷いつぶれた路頭を
もうどうにも、
どこにも隠れることのできない東京