抱きしめるふりして 抱きしめてもらってた
愛するふりして 愛してもらってた
僕がそう伝えると 君も同じだと言った
おあいこだよなんて 君は僕にそう言った
ずるい ずるい ずるい
ずるい ずるい ずるい
僕はずるい ずるいよ
あおいこなんかじゃないよ
だって僕は知ってたから
おあいこだよって君が言って
笑ってくれること
君が望むよりも 僕はバカじゃないよ
君が思うよりも 君は全然賢くもないの
君は知らなかったろう? 僕を知らなかったろう?
知ったフリでいたんだろう それが許せなかったの
ねぇ 笑わないでよ そんな顔で笑わないでよ
全部わかったようにさ 真昼の月のようにさ
僕の明日を君の眼に透かせば
大丈夫になるの
「君の番でも そんな顔じゃきっと奇跡も 素通りしちゃうよ」
君が言うとさ 本当になるから やめてよ
抱きしめるふりして 抱きしめてもらってた
愛するふりして 全部全部もらってた