みずぎわ干いては満ちて胸騒ぎ
もう屹度潮時よ顔と名前の貸借
足を洗うべきよ媚と恨みの売買
目尻の真相は語るまじ世の煩い
涙は見せないで気まぐれまぐれ
当然の報いだよ仇と利息の返済
手を染めた罰よ恩と喧嘩の売買
裏切りの衝動は秋の夜の恋患い
項で問わないでさようなら淫ら
浮かばれるか沈むか暗黙のTOKYO港湾
ずらからにゃパクられてまうああ青息吐息
笑顔がまぶしいね見おさめ小雨
泡沫を喰っちゃ泡沫を吹かす大博打思惑師
赤プリがもぬけならば名ばかりの紀尾井町
終わりゆく時代へ投げキス毎度あり型通り
あの八番出口もヨウナシね・・・溜池山王