帰り道見つけた石を蹴り続け家までいけるとそれで嬉しかった
暗くなるまで友達と曲がり角の公園で走り回っていた
将来何になりたい?って話になると何時だって僕は一人黙っていた
少し恥ずかしかったのと口にすればそれがスルリと逃げちゃう気がしていた
果てしない夢を胸にそっと隠して
あの時は持ちきれないほど膨大な思いがあった
数え切れない道が 空が宇宙が 待っていたはずなんだ
そうなんだ
身体は疲れきっていても眠れない夜には車で第三京浜を下っていく
羊を数える代わりに小さな頃の記憶を数え悶えていた
可能性を探る自分と特別になったアイツを比べるのももうやめた
追い越しは事故の元だとそれらしい理由探して踏み込むのをやめた
描いたものはこの道には落ちてない
あの時は見渡せないほど広大な世界があった
予測できない明日がその先の希望(ヒカリ)が 待っていたはずなんだ
そう信じていた
オレンジに染まっていく雲 増え始め時計を見ると
すっかり今日が始まっていた
知らない街が朝陽に包まれていく
あの時から全てがこの場所まで繋がっていた
見たことない景色が そのオレンジが眼に焼き付いてく
想像していたよりも遥かな 空が宇宙が 広がっていく
僕が手にしたい未来は 僕が作る
さぁショウタイムの始まりだ
ここからなんだ