指先から見えたのは
柔らかい唇
それを右にそれを左に
それを上に 上に
目が合ったので
それをさらに上に 上に
おでこにキスした
まるで 針のない 時計
※君の瞳の中の星 見つめていたら
心に魔法をかけてみたくなった
今から言う言葉が合図になったら
興味深い時間の始まり※
指先を遊ばせて
體中を走った
真ん中 下へ 真ん中 下へ
すべるように ように
目が合ったので
それをさらに 下に 下に
這うようにキスした
重なる 一瞬の 時計
(※くり返し)
溶けるように 重なる
また 離れていく
二人が刻んでゆく
0ne×Time