かんかん照り ギラついた太陽みたいな
アイツがまた帰ってきた
猛毒の葉っぱみたいなテーブルの上に
運命の天道虫並んだ
ざわざわと息を殺して
誰の肩に止まるかな
くるくる廻る天道虫
背中の星が揃ったら
雨上がりの 風吹く通りを 陽が昇った
トントン拍子進んでったら 思わぬ落とし穴
バグる テンパる めくればパイパン
ハマりまくって抜け出せないのは 恋もおんなじね
つもりつもって何を捨てたんだ
モヤモヤと右往左往して
夢が夢を超えること
たまにあるから厄介だ
愛によく似た 甘い罠
赤い羽根が霞んで消えた
誰の肩に止まるかな
くるくる廻る天道虫
街の隙間に見えるのは
あの日のまま 変わらぬ通りの 夕陽だった