お互いに形みたいなモノが
なければダメな頃もあった
何が誰かの心の支えに
なるかわからない
ずっと前に僕のキーホルダーから
もってったやつを大事につけてる
ちっぽけだけど これでも僕なんだと
言って揺らして見せた
25歳の年から急に
一年一年が早いよね
あまりどこにも連れて行けなかった
もうちょっとだけ待ってろよ
他には何も言わないで
君が「うん」って言えたから
百回好きと言われるより
うれしくなった
他には何も言わないで
僕も「うん」って言えたから
ほら世界で一番短い I love you
梅雨の晴れ間は少しだけ
次の夏の予告をする様
紫陽花の垣根の前で僕らは
小さなキスをした
「綺麗になりたいと思うこと
これからも忘れずにいるから
恪好いいおじさんになるよう頑張ってよ」
鼻先に指が触れる
他には何もいらないから
ずっと撲のそばにいて
嬉しい気持ち伝えるのは
ちょっと下手だけど
他には何もいらないよ
こんな気持ちは初めてだよ
どんな遠くにいってももう独りじゃない
大事なことはいつも
平凡な場所にうずくまって
僕らに気づかれるのを
じっと待ってる
他には何も言わないで
君が「うん」って言えたから
百回好きと言われるより
うれしくなった
他には何も言わないで
僕も「うん」って言えたから
ほら世界で一番短い I love you