ホントのところ知れば知る程
寂しくなるのはなぜなんだろう
自問自答で彷徨う迷路
混ざらない感情の音色
メイクを直す君の横
もう少しだけここにいたいよ
明日明後日もこんな風に
普通に過ごせたなら変わったのかな
それとも結局は同じかな
積み重ねた想いの結果だとするのなら
振り返るよりも繰り返すよりも
大事なモノがあるんだ
赤い糸をむすんで
心のドアひらいて
むすんでひらいて
記憶だけ残して
いつかこの糸が切れ
君がドアを閉じようとしてもきっと
笑っていたいよ
人間なんてそんなもんでしょう
みたいなオトナのフリも
薄っぺらくて幼い見栄と
隠しきれない陳腐なプライド
無愛想な寝起きの君も
今となっては素敵だよ
照れくさいけどこんな風に
普通に伝えれたら違ったのかな
でもやり直しは効かないや
溢れそうな涙を胸にしまったまま
残された時を感じている今が
幸せなんだと知った
赤い糸むすんで心のドアひらいて
むすんでひらいて記憶だけ残して
いつかこの糸が切れ
君がドアを閉じようとしてもきっと
笑えるかな
ダメだよ
無理だよ
本当は離れたくないよ
こんなに苦しくなるなら
出会う前まで
巻き戻せたらいいのに
いつか最後の時が来て
会えなくなるとして
1度だけぎゅっと抱きしめられたら
何にも言わないで
手を振ってサヨナラして
背中を見送る事にしたんだ
赤い糸むすんで心のドアひらいて
むすんでひらいて記憶だけ残して
いつかこの糸が切れ
君がドアを閉じて鍵をかけて
忘れてしまっても
笑っていたいよ