何回目だっけ 忘れてしまうよ
當たり障りのない日々で仆は
正しいフリしてるの
汚れてしまったんだろう
それに気付けない“お前は誰だ?”
関係ないだろ 溺れてしまえよ
有象無象の人混みに紛れては
怯えてるんでしょ
誰だってそうなんだよ
夢の中で踴りましょう
不完全で不安定な心で
最大の理想像を描いた
対照的な自分なんて
もう殺してしまえよ
猜疑心に苛まれた少年は
まやかしの明日を卷るのさ
単純なんだろうか 明かりは屆かない
常識に囚われて
はみ出す勇気もなく
汚れた身體で綺麗に踴る
酩酊した思考が絕え間なく合図を送って
ほら今を壊していくけど
足りない意味ない
気付いたら仆はもうダメになっていた
愚者のパレード
最低な生活
君も同じなの
全てがぼやけてて いつもそこに居なくて
答えはないんでしょ
仆だってもう分からないよ
混沌とした街で一人ゆらり
溶けていく
行き交う人々
その誰もが 偽りに見えてしまって
揺れ動く仆の感情が
音を立てて崩れてく
絵空事世界なんて 誰かの偶像だ
一縷の希望に縋って
周りを塞ぎ込んで
どれが本當
顏が見えない
ボロボロになった仮麵を
懲りずまた直しては
壊してを繰り返して行く
止まない止まないこの歓聲は
仆らを嘲笑っていた
並行世界の君は
黒に紛れ込んで
もうどうやったって後悔ばっかだ
味気ないでしょ
死にきれない劣等感と
消しきれない背徳感で
現実が停止した
ねえ誰か救ってよ
ニセモノだって
ホンモノだったって
淘汰していく
単純なんだろうか 明かりは燈らない
常識に囚われず 何度も悩み抜いて
それでも答えは変わらぬまま
酩酊した思考が
絕え間なく合図を送って
もう仆を殺してくれよ
足りない意味無い
気付いたら仆らもうダメになっていた
醒めない夢かい
気付かずに今日もまた踴って狂えよ
愚者のパレード