今日もまたもらった両手の雨を
瞳の中に仕舞って
明日またここから幕が開くまで
一人お家へ帰る
風呂場で泡立つ胸の奥騒ぐ
誰かこの声を聞いてよ
今も高鳴る体中で響く
叫び狂う音が明日を連れてきて
奈落の底から化けた僕をせり上げてく
何気ない日々は何気ないまま
ゆっくり僕らを殺す
そしてまた変わらず何も起こらず
一人お辞儀で帰る
それでも始まる逆襲の予感
今はこの声は届かず
未だ叶わぬ体中で藻掻く
思い描くものになりたいと願えば
地獄の底から次の僕が這い上がるぜ
誰かこの声を聞いてよ
今も高鳴る体中で響く
思い描くものが明日を連れてきて
奈落の底から
化けた僕をせり上げてく
知らぬ僕をせり上げてく