ただ流れる窓の外を
観るだけのお仕事です
どこに行くのか わからないのは
僕も同じさ
ただ流れる窓の外の
思い出を潰しながら
どこに着くのか わからないのは
僕も同じさ 僕も同じさ
空を走る 夜を翔る
それは本当に?
空を走る 夜を翔る
鉄道はここにあるよ
ただ溢れる胸の中の
思い出を掬いながら
どこが最初か わからないのは
誰も同じさ 僕も同じさ
「さようなら」も「また逢えた」も
出会った意味すらも
空に消える 夜に光る
燃やした日々 河になるよ
空見上げる 人のかたち
遺伝子の乗り物です
どこに行くにも 側にいてよ
誰も同じ
ただ流れる 窓の外を
観るだけのお仕事です
どこに行くのか わからないのは
僕も同じさ 僕も同じさ