靄がかってる夜は 無闇に家を出ないで
焚き火の音爆ぜた 攫いの手から守って
窓を叩く亡霊
それは現実か
手招きしてくるよ
嘘ばかりのストーリーがまるで
正しい様なふりして蔓延るよ
いま生きているストーリーが
決して本当かは解んない
夢から目覚めるまでは
靄が去った夜は 細い野道へ歩いた
今ここにいるのは 私と影だけでした
肩を叩く亡霊
惑わされないわ
月が見守っているよ
嘘ばかりのストーリーの途中
優しい声がして気付いたよ
いま生きているストーリーは
決して孤独ではないって
夢から目覚める時だわ
嘘ばかりのストーリーを抜けて
優しいあの声が呼ぶ方へ
ただ生きてきたストーリーに
決して後悔などしないわ
あなたに気付けた今では