ゆらゆら揺れている君を見ては
痛いの痛いの飛んでけ、ってさ
唱えてしまった
最近さ
君とあんまり目が合わなくてさ
いてもたっても居られないんだ
いつものように心の中で
悔やんでは笑う
昨日はさ、僕の考えすぎかなって
思うことにしたんだ
いつものように心の中で
誤魔化して泣く
でもやっぱり今
君の顔を見てるとさ
ねえ、どうかしたんでしょう?
涙ばかり出ちゃうけど
想像の君の鼓動にばかり
耳をすませている
その背中の棘が苦しくて
痛いの痛いの飛んでけ、ってさ
唱えてしまったんだ
最近さ
君の返事が曖昧でさ
連絡も僕ばかり
だけど優しい僕で居なきゃ
僕のことをどう思ってるの?
君の中の僕の姿が
薄れていくのが見えた
僕はどんな小さなことも
覚えているのに
例えばその、君の聴いている曲とかさ
明日には笑ってよ
何もなかったようにさ
お願いだから僕の知らない
顔をしないでよ
ゆらゆら揺れている君を見ている
この背中に棘をさ
見つけてしまった
ねえ、どうかしたんでしょう?
涙ばかり出ちゃうけど
想像の君の鼓動ばかり
気にしている
ねえ、傍に居させてよ
君の棘が刺さっても
もう一度君のその笑顔を
僕は夢見ている
ゆらゆら揺れている君じゃなくて
もう一度だけ目を見てくれないか
この背中の棘が苦しくて
遠ざけて初めて気付いた
お願いよ