花束をぎゅっと抱きしめた
ばらの匂い
どうか飛行機が
揺れませんようにこのまま
青空がずっと青空
離れた向こうの雲のひだ
こんにちはと言ったような気がした
なにか飲みたいな
たとえばコーラ
目を閉じてじっとして
目を閉じてじっと
飛行機着くまでは目を閉じて
ずっと祈ってた
みんな窓の外を見てた
どこかで泣いていた
嵐の日や雨降りなんて忘れていた
まだ慣れない靴のせいで
かかとがちょっと痛い
あれはきっと
夏の氷河
秋の銀河
何をしてても元気だよ
本当だよ嘘じゃないよ
あの日と何か違うけど
仕方ないね
太陽が近くってまぶしい
太陽が近くってまぶしい
手をかざしてた
ここはどこなんだっけな
みんな窓の外を見てた
どこかで泣いてた
嵐の日や雨降りなんて忘れていた
なにもかも知ってみたい
どこまでも行って飛行機
吹く風を縫って
どこでだってここが世界
みんな窓の外を見てた
どこかで泣いてた
嵐の日や雨降りなんて忘れていた