瞳あけたまま 腐食してゆく身体
鮮やかに失われる この意識だけを残して
春を待てずに
愛しい貴方はただ そっと冷たくなって
腕の中で壊れながら ホラ夢の淵で呼んでる
いつものように
くるい咲いた夜に眠れぬ魂の旋律
闇に浮かぶ花はせめてもの餞
たどりついた終わり 生まれ変わりの痛み
飲み込まれる土の中で 結ばれていった約束
死んだ世界
ばらばらにちらばる花びら 雫は紅
欠けた月よ廻れ 永遠の恋をうつし
今宵はもう夢うつつ
やがて閉じた瞳
くるい咲いた夜に眠れぬ魂の旋律
闇に浮かぶ花はせめてもの餞
ばらばらにちらばる花びら 雫は紅
欠けた月よ廻れ 永遠の恋をうつし