見上げた群青の空に
弧を描くように 渡り鳥の群れ
太陽が重なる場所で
群れから離れて飛んでく一羽を 目で追いかけていた
どこかで誰かが諭すよ
乱すな倣え 空気を読め
孤独を背負い 自由になるのさ
この翼は他でもない 僕のものだ
羽ばたいてみせるよ 思い描くままに
誰にも僕を決めつけられない その雲の向こうへ 翔べ
人と違うのは目立つね
自分らしくとは 力がいるけど
わかってもらえなくたって
信じ続けたら 個性と呼ばれる
何度もやり直せる僕らさ
なりたい自分がいるなら 迷わずに
羽ばたいてみせてよ 君だけの飛び方で
常識になど縛られなくていい 君は君のままで 翔べ
幸せの意味とか 生きる理由だとか
思い悩んでいても 答えは出ない
衝動にゆだねて 心に問いただせ
僕らが見たい景色はどこだ
羽ばたいてみせてよ 飛び越えてみせてよ
世界はその目に映した分だけ どこまでも広がってゆくから
吹きすさぶ風にも 打ちつける雨にも
負けないくらいの気持ちが今 その胸にあるなら 翔べ
その雲の向こうへ 翔べ