真夜中 ちょうどお腹が空く頃
エンジンの音で飛び出した
理想と現実は違うものだって
流れるラジオ うるさいなあ
後先構わず手を取り合った
足りないものはつじつま合わせ
乗り込んだならばさあ行こうか
夢中で夢中で息をする
怖いものは今なら見当たらない
夢中で夢中で息をする
ここまで来るのに時間はかからなかった
信じてね 信じるよ 信じたよ
そして手を繋いだ
今さら降りろなんて言わないで
衝動でもいいの 自分で決めたの
途中で道に迷ったって
焦ることなど一つもないさ
クラクション鳴らし続けてあげるよ
今しかない膨らんだときめきを
なぜ諦めなくちゃいけないの?
なんとなくは理由にはならないの?
無駄なルール つまらないよ 壊して
夢中で夢中で息をする
引き返せやしないよ それでもいい?
夢中で夢中で息をする
ただこの先の道だけを見つめている
信じてね 信じるよ 信じたよ
そして 走り出した