246 夜に紛れて走る
抜け出した二人 耳打ちの逃走劇
迷わずに細い路地 選んでいく
慣れている君に 余裕なフリをした
アルコール染まる 目黒川沿いで
アンコールが 鳴りやまない夜
華やいで輝いて 君で世界は色づいて
はにかんだ唇は 魅惑のスプリンクラー
今夜はいかないで そばにいて
なんて本気にしないでね
振り返る君は シンデレラ
近づいて ここだけの話だって
その気にさせてく
甘すぎるだけのフレーズ
一瞬のキスで 僕は始まって
でも君はそこで 今日を終わりにした
突き放す君の いたずらな笑顔
ガラスの靴 ねだりだす僕
ささやいて惑わせて 君は時間を操って
繰り出した駆け引きは
やり手の恋のギャンブラー
今夜はいかなくちゃ またねって
飲み干したグラス置いて
振り返りウィンク シンデレラ
午前 2 時の鐘が鳴る
2割増しの馬車に乗って 魔法が溶けてゆく
華やいで輝いて 君で世界は色づいて
はにかんだ唇は 魅惑のスプリンクラー
今度はいつ会える 会えないの
ちょっと忙しいかもって
華麗にスルーして 笑ってる君は シンデレラ