少し心地いい風が吹く
揺れる緑 広がるBLUE
タイトルもない日を 歩き続ける
『君』という文字 不意に浮かぶ
カゲロウのよう 儚く散る
ため息掻き消すように
ボリューム上げた
わかってる わかってるよ
手を伸ばさないクセに
なにひとつ 掴めやしない
だから知ってるんだよ。
白いページのままでいい
黄昏に許されながら僕は
今日からも明日からも少し
遠ざかり 遠回りしてみたくなっただけ
僕の理解者は 僕だけだから
『また勝手にさ、決めつけんなよ』
ああ、苦しくない 悲しくも
決して切なくもないんだよ
意味とか理由だとか なくても素晴らしい
混ざり合う 時の色を
願わくば 君とみたいだけで
少し心地いい風が止む
止まれの赤 叶わぬLOVE
何でもない石を拾いあげる
『僕』という文字 不意に描く
点だけ増える 箇条書きや
足踏み打ち消すように
ボリューム上げた
わからない わかんないよ
自分のことなんて
ぷかぷかと 浮かぶだけ
きっと満たされんだよ
今は漂うだけでいい
茜色 包まれながら僕は
今日だって明日だっていつも
君探し 意味探しから逃げてみてるだけ
僕の理解者は 僕だけだから
『また勝手だな。わかってないな。』
ああ、苦しくない 悲しくも
決して切なくもないんだよ
意味とか理由だとか なくても素晴らしい
混ざり合う 時の色を
願わくば 君とみたいだけ
言葉は時々嘘つき
心さえ欺くから
宵闇迫る曖昧に
隠れてたいよ
こんな毎日をただ繰り返し
立ち止まり 叫んでみても
君は 僕には 振り返らないのかな
君の理解者に 僕はなりたい
『また勝手だね、もう眠ろうかな。』
ああ、苦しくない 悲しくも
決して切なくもないんだよ
意味とか理由だとか なくても素晴らしい
混ざり合う時の色を
願わくば 明日もみたいだけで