浅く眠った 夜の終わりは
砂細工の夢を 見るんだ
ふって吹けば 消えるまぼろし
なんのために 苦しめるの
叶わなくて 息絶えた
未来を避けて 何処まで行こう
明日が来るのは嫌だ
でも ここで終わるのは もっと嫌
わたしの今日は 続くよ
耳を塞いだって 続くよ
止まない ノイズたちが
「まだ 消えるな」とさ
生きていたくなど ないよ
でも 死にたいわけじゃ ないから
こんな 痛みにも
理由を付けるよ
いつか 笑うためと
理由を付けるよ
明日の予定がまだ あったから
小さな命を 拾ったから
罪も 憎しみも その一つだ
わたしの中の サイレントノイズ
孤島みたいな部屋からは
溺れそうな海が見える
明日が来るのが怖いよ
でも 優しい声を聞きたいよ
「誰も 悲しませないで
迷惑の一つも 掛けずに」
砂細工みたいには
なれませんでした
わたしの今日は 続くよ
耳を塞いだって 続くよ
止まない ノイズたちが
「まだ 消えるな」とさ
生きていたくなど ないよ
でも 死にたいわけじゃ ないから
こんな 痛みにも
理由を付けるよ
いつか 笑うためと
理由を付けたよ