まばゆい朝の陽射しに 履き慣れてない靴で
いつもの道すがら 何気なしの
そぶりで君を見つける
ひとこと交わしただけで 胸が締めつけられる
あのころのふたりは 笑い話だね
だけど 今もおなじ気持ち
夏草色に 染まる瞳 静かに見つめてたよね
ふたりは風のままに ゆらめいて 微笑み浮かべた
時を刻むように書き連ねてた
この恋の音楽を いつまでも響かせて
君が微笑むたびに 空が晴れ渡るように
こころの片隅に 忘れた何かを
照らして夢に変えてくれた
思い出色に 変わる前に ふたりは恋に落ちたよね
季節は何度でも うつろいを 繰り返すけれど
君と歩く小道をつつみこむ
淡い陽だまりは いつまでも変わらずに
耳を澄まし 空に浮かぶ雲に
君と見上げて手のひらをかざす
ふたりは風のままに ゆらめいて 微笑み浮かべた
痛いほどに胸に響く この風が 歌い続けてた
ふたりだけが 聞こえるこの恋の音楽
時を重ねて いつまででも 奏でて