オレンジの光が
降り注ぐ部屋で
私は一人きり
ほらまたうとうと
二人の夢を
見そうになる
机の上には
注いだばかりの
珈琲が湯気ってる
眼鏡を曇らして
あなたが笑ってた
私も笑ってた
そんな日々の翳が
昇っては消えてゆく
あなたとなら私きっと
どこだっていけたのに
ううん すべてを好きになれた
くだらないものだって愛せた
あなたの嘘 咽せながらも
飲み干せると思ってたのに
さよならと
あなたが先に言うから
見失ってしまったの
色褪せてしまったの
Last Contrast
過ぎた日々の翳が
昇っては消えてゆくよ
オレンジの光が
降り注ぐ部屋で
私は一人きり
ほらまたうとうと
二人の夢を
見そうになってる