待って
それじゃちょっと答えになってないかも
黙って逃げるなんて君らしくないでしょう
触れたい
確かめたい
だって 僕の前で笑ったことないだろう
会って 話したって 君はもういないでしょう
触れたい
確かめたい
触れたい
確かめたい
月まで伸びた光を追いかけて
闇を踏み抜いた 帰り道
並んだ影の隙間を走り抜けて
君はどこでなくしてしまった
触れたい
時が経って
君はきっと覚えてなんていないでしょう
綺麗に忘れちゃって
夢にだって見ないでしょう
触れたい
確かめたい
触れたい
確かめたい
積み重なった花びら かき集めて
辿る いつかの帰り道
並んだ影の跡を指で撫でて
過ぎた日々と 今 すれ違って
また理由もなく
ただ懐かしくなったんだ
触れたい
酔っ払って
ときどきは胸がギュってなるけど
君だって切実な日々を生きているでしょう
月まで伸びた光を追いかけて
闇を踏み抜いた帰り道
並んだ影の隙間を走り抜けて
僕ら どこで なくしてしまった
触れたい
確かめたい
触れたい
確かめたい