語りあかせば 尽きないけれど
過ぎてみれば いまでは笑い話だね
ふたり暮した あの部屋の
鍵は心に いまもある
あゝ 今夜は
帰したくない
ひと春 ふた春 そして…めぐり逢い
「そうか よかった」倖せなのか
あの頃より綺麗に なったみたいだね
グラスをゆらす 白い指
昔とおなじ そのしぐさ
あゝ いまでも
憶えているよ
ひと夢 ふた夢 そして…めぐり逢い
涙うかべる 笑顔がつらい
情にもろいところも 昔のままだね
無理を言っては こまらせた
子供すぎてた あの頃は
あゝ いまでも
愛しているよ
ひと冬 ふた冬 そして…めぐり逢い