カモミール 君が淹(い)れてくれたのは
朝のしあわせを教えてくれる愛だった
人はなぜ あんなに感動したこと
やがていつの間にか忘れてしまうのか
毎日が当たり前になってた
自分の愚かさに今さら気づく
昨夜(ゆうべ) 喧嘩して部屋を出て行った
君がいないとしあわせじゃない
ハーブティーなんて飲まなかった
だけど飲まなきゃ元気が出ないよ
自分でポットに作ってみても
香りがどこか違ってた
コーヒーが一番好きだったけど
もっと広い世界 君に教えられた
繰り返す日常こそしあわせ
どうしてそのことがわからなかったのか
君が機嫌直して帰って来たら
僕に本気で謝らせてよ
カモミール 君と暮らさなけりゃ
きっと一生縁がなかった
自分の知らない愛し方とか
愛され方があるんだね
お気に入りの僕のカップと
寂しさなら
テーブルの上
君を待ってる
カモミール 君と暮らさなけりゃ
きっと一生縁がなかった
自分の知らない愛し方とか
愛され方があるんだね