3月の帰り道
そよぐ風の出口
寂しさと凛々しさが
入り混じるこの日
いつか夢見た未来に
いつか語り合った理想に
少しなぜ、近づいた
はずなのに涙
止まらないのはきっとここまで
歩いてきた道が
険しくも尊く愛しい
ものだった証でしょう
共にもがいた日々が
共に抱いた青春が
この胸と瞳の奥に
深く強く残ってる
3月の帰り道
旅立ちの始まりに
舞い散る花を添え
今、この道を歩き出してく
夏の日の通り雨
秋と冬の境界線
大人になった頃には
忘れてるのかな?
いつかどこかで懐かしいよねって
3月に出逢えたら
それはそれできっと
照れてしまうことでしょう
共に語り描いた地図と
いつかたどり着く未来が
少し違ったとしても
戻る場所があることを
忘れないでいて欲しい
だからやるだけかませばいい
あの花の知らせで
何かあれば飛んでいく
これは終わりなんかじゃない
続いていく始まりさ
そして繋がっていくんだ
この道のどこかで…
共にもがいた日々が
共に抱いた青春が
この胸と瞳の奥
まだ深く強く残ってる
3月の帰り道
旅立ちの始まりの日
舞い散る花の中を
今、僕たちは歩き出してく
僕たちは歩き出してく