きらり波の果てに
思い出を捨てる
ひかる水飛沫に
八月が消えて行く
さよなら 遠い夢
君と過ごした日々
永遠さえあると信じたけれど
さよなら 僕たちが
通り過ぎた季節
忘れられない忘れたくない
君に會いたい
ゆらり蜃氣樓が
搖れる暑い午後
くるり振り向いても
戾れない阪の途中
さよなら 青い空
笑い轉げた日々
重なり合う未來信じたけれど
さよなら 僕たちが
手に入れたきらめき
まぶしいまま あの日のままで
君に會いたい
ありふれた夕立ちが
砂濱を濕らせても
淡い微熱は奪えない
もし葉うならば
あの夏に戾って
何度だって戀をするだろう 君に
さよなら 僕のため
泣いてくれた人よ
もう一度もう一度だけ
君に會いたい