ランプから流(なが)れ出(だ)す
戸惑(とまど)う光(ひかり)さえ
悲(かな)しみに 包(つつ)まれて
広(ひろ)すぎるこの部屋(へや)は あの日のままで
唯(ただ)僕(ぼく)だけが 砂漠(さばく)の旅人(たびびと)
強(つよ)くなるべきと 分(わか)っているけど
心(こころ)はさすらう
春夏秋冬(はるなつあきふゆ)と 眠(ねむ)れない
夜(よる)を超(こ)えて
いつでも気がつけば
君を探(さが)してる
春夏秋冬(はるなつあきふゆ)と
浮(う)かぶのは あの日の空(そら)
涙(なみだ)雨(あめ)降(ふ)り止(や)まぬ
サヨナラ 最後(さいご)の聲(こえ)
形(かたち)な気(き)愛(あい)よ 報(むく)われぬ愛(あい)よ
心(こころ)ははぐれる
壊(こわ)れた 砂時計(すなどけい)
戻(もど)らない 時(とき)の中(なか)で
あの日から一年(いちねん)
繰(く)り返(かえ)す痛(いた)み
春夏秋冬(はるなつあきふゆ)と 変(か)われない
僕はひとり 君の殘像(ざんぞう)の中(なか)で
サヨナラ 小(ちい)さな聲(こえ)
もう一度(いちど)君に會(あ)う
その日のために
窓(まど)をあけて
息(いき)を吸(す)って