あぁ 遠い国では 息づく海が
黒く塗られて 悲しんでた
いつでも 夜が明けるのを信じて
あぁ 水の底では 魚の群れが
朝を奪われ おびえていた
私が生まれた頃の話
時よ 光を運んで
闇を照らしてください
永久に 青く輝くこの星が
幸せになるように 幸せになるように
あぁ 名もなき丘の 緑の草は
花も咲かせず 燃えていった
今でも 春が来るのを夢みて
あぁ 瞳の澄んだ 住人達は
ぬくもりなくし 寄添ってた
わたしが生きてる今の話
風よ 季節を運んで
春の若葉を届けて
今も 焼け跡残るあの丘に
幸せが咲くように 幸せが咲くように
人は どうして悲しい
同じあやまち繰り返す
奪えるものがあるなら
奪えないものもあるから
世界が どんなに変わっても
人は誰かを愛すでしょう
遥か 過去から未来へ願いは
幸せが続くように 幸せに続くように