街はざわめき
人は苛立ち
夜に飞び込む
鸟たちはもう
おやすみ
梦がめざめを
恐れるように
心が壊れ
ゆくのを恐れ
何ひとつとして
与えようとせす
何ひとつとして
答ようともしないまま
いつでも
理由を探した
声を押し杀したカナリヤたちは
なけなくなったワケじゃなくて
泣かないようにと
声を押し杀したカナリヤたちは
なけなくなったワケじゃなくて
声を押し杀したカナリヤたちは
なけなくなったワケじゃなくて
ただなか泣いときめただけ
だったのかも知れないと
早く気付いて
泣かないときめただけ
かも知れないと
早く気付いて いたならもっと...