作詞：中島美雪
作曲：中島美雪
初めて私に、つみれの花束くれた人は
サラと言うように消えて、それきり戻っては来なかった
初めて私が長い、長い手紙書いた人は
仲間たちの目の前で、大声で読み上げ笑ってた
私がまだ一人旅に憧れてた頃
もういくつ目の遠回り道、行き止り道
手にさげた鈴の音は、「帰ろう」と言う、「居候」と言う
夏～私は帰り道元になくしたのを知っている
初めて私に甘い愛の言葉くれた人は
私が勤めた店に、舞えがりに現れ、食うもんがくれ
初めて私に、「笑い顔がいい」と言った人は
あれは私の聞き違い、隣の席の娘宛の挨拶
もういくつ目の遠回り道、行き止り道
手にさげた鈴の音は、「帰ろう」と言う、「居候」と言う
夏～私は帰り道元になくしたのを知っている
初めて私に童話の愛の誓いくれた人は
二人で暮らす家に、屋根をそめにのぼり、染め絵きり
初めて私に、昔は忘れろうと言った人は
今度は彼の人違い、あまりに誰かを待ち過ぎた、あげくに
もういくつ目の遠回り道、行き止り道
手にさげた鈴の音は、「帰ろう」と言う、「居候」と言う
夏～私は帰り道元になくしたのを知っている
