MOON(明月)
僕達が出逢った夜は 喧騒の中に紛(まぎ)れて
夢とリアルを行き来しながら 幻のように消えてった
あの日の月は遠すぎて 記憶も曖昧なままで
君の姿はぼやけてたから 忘れられるはずだったんだ
傷つけた心が初めて見せた涙を
この手でそっと拭(ぬぐ)う勇気もなくってごめんね
ねぇ優しい歌を君にあげるよ
永遠を永遠に信じられる様に
だからもうそんなに悲しい瞳(め)で
震(ふる)える声で聞かないで
「愛してる?」
手を伸(の)ばせば届きそうな 月をふたりで見上げたね
綺麗すぎて苦しかったから 泣き出しそうになってたんだ
目を閉じて誓(ちか)った 祈りが叶うのならば
もうそれ以上他(ほか)には何もなんにもいらない
ねぇ優しい歌を君にあげるよ
永遠を永遠に信じられる様に
だからどうか君は笑っていて
幸せだよと聞かせて
もう一度
ねぇ優しい歌を君にあげるよ
永遠を永遠に信じられる様に
だからもうそんなに悲しい瞳(め)で
震(ふる)える声を隠(かく)して聞かないで
「ねぇ愛してる?」
優しい歌を君にあげるよ
永遠を永遠に信じられる様に
だからどうか君は笑っていて
幸せだよと聞かせて
もう一度