作詞:小竹正人
作曲:Seiji Omote
あの頃 あなたは 静かな声で 僕を叱った
「自分を愛せない人は 他人など愛せない」と
無防備な若さを 削り取るように 生きてた僕には
傷付けている 自覚なんてないまま あなたを傷付けた
たよりない足取りで夢を
懸命に 追いかけてるつもりだった
それが夢に追いかけられているって 知りもしなかったんだ
あなたが僕を振り返る瞬間(とき)
滲むものが悲しみだけではなくて
ほんの少しだけでいいから 優しい気持ちでいて欲しい
誰かを信じる 勇気も余裕も 無かった僕は
ひとりで過ごす淋しさを 孤独だと履き違えた
何一つ失くしていないのにいつも 何かを捜して
すぐ傍にある 大事な真実(もの) 見落とし あなたに甘えてた
野放しの青い春に咲く
無邪気な花がいつか散っていくこと
もっと早く気付いていたら あなたを困らせなかったのに
あんなにも眩しい微笑を
見たことなど一度もなかったから
あなただけを求めすぎてた 愛する真意(いみ)など解らずに
...今でもこの胸痛む人