たのしいことがありますように 逢い引き アンドロメダへまで
さびしさナイフ 刺さったままで 進めば 目眩の渦のなか
すてきなことがありますように 孔雀はいっせいに夢広げ
思惑通り 夜を迎えた 何も想わずに目を閉じる
空には穴が空いていて ひそかに人々そこに登る
始まりも終わりも わすれていくの
こゝろには触れない抜け殻だけど
微笑んで歪んで 君は僕の腕でほら とっても奇麗
うれしいことがありますように 灯を消してく少女たち
醜いものはここにはないよ 気づけば 鏡の行き止まり
夢中で探す蜘蛛の糸 つかめば刹那にそれは切れる
浮かんだり沈んだり 融けなくて不純
声もなく叫んで誰を呼んでる?
1と1足しても 答えなんてないことは 永遠に秘密
ておくれ てのひら 傾いて世界
さかして さがして 暗闇畑
あかくて あおくて 心臓の音
薔薇色で憂鬱
始まりも終わりも わすれていくの
こゝろには触れない抜け殻だけど
微笑んで歪んで 君は僕の腕のなか いっつも
ゆうるりと滅べば 静かな躯
傷ばかりいっぱいで何を知れたの?
愛しくて くらくら 胸の奥 並ぶ僕ら どれも奇麗