ひそやかに 影を落とす
夕映えの街に 灯がともる頃
未知し風 吹かれて君は
離れた空の下 何を想う
足早に過ぎゆく夕空に飛び立つ
鳥の群れが家路を辿るように
ここへ戻っておいで君の休まる場所へ
空の向こうで明日が手招いてる
いくつもの夢を数え
誰もが答えを探している
足早に行き交う人波に
紛れて君らしさを見失ったなら
ここへ戻っておいで羽を休める場所へ
今日という日を好きになれますように
今君が流した いとしいその涙が
乾くのなら僕は風にでもなろう
ここへ戻っておいで君の休まる場所へ
相変わらずの笑顔で
明日を恙無(つつがな)く過ごせますように