愛を歌うそぶりみせられながら
僕はまた騙され
溢れた言葉眺めた
「また会えるの?」
「わかった」時、既に遅し
抱いてた疑問符が
耳元近くで嘲笑う
スピードライト
線、描く
首都高に問い詰める
「僕はどうしたらいいの?」
脳裏にガラスの破片を散らばせて
浅い痛みが夜削って
音もなく、音もなく、
足バタつかせ
愛を歌うそぶり魅せられながら
僕はまた騙され
溢れた言葉で問いた
「また会えるの?」
笑った吐息を漏らす
消えかけの月の下
踊る街の肌の上
途端に赤色のセリフが飛び散って
深い傷が夜補って
音もなく、音もなく、
踊り明かした
愛を踊るそぶり魅せつけながら
あからさまに嘯き
溢れんばかりの歌声で
また喘ぐの?
愛を歌うそぶりみせつけながら
ひと思いに、こう、とどめを刺して
and I'm falling...
明け透けな空描きたくて
青色絞って泣き出した
血眼になって描き切った
終わった途端にハッとなって
うだった路面に倒れ込んで
笑えなくなった顔を塗り潰した
愛を歌うそぶり魅せ合えたから
僕は踊りを止めて
溢れた言葉流した
「もうさようなら」
愛を歌うそぶりみせつけながら
ひと思いに、こう、とどめを刺して