愛する人よどうか 顔上げてくれないか?
あなたの悲しみは 計り知れないけれど
頼る宛も無くて 行き先も曖昧で
何が正しいんだかよく分からないけれど
このままでは終わらないさ 終着地点はまだずっと先の方で僕らを待っている
振り返る景色に 鮮やかな想い出と
失くした風景たちを蘇えらせて 悲しみに暮れる
過去から卒業のとき 僕らの目の前には ほら
どんな昨日さえも敵わない 新しい「今」があるから
抱きしめ合う人も 憎しみ合う人も
どこかで繋がってて 影響し合って生きてる
取るに足らないくらいの 微笑みの欠片を
一つ、また一つと 見付けていけるんなら
また始められるハズさ 今あなたが居るその場所からでも そう何度でも
涙は枯れ果てた 望みも絶たれちまった
それでも尚生きている今日という日を どんな風に受け取ろう?
とき隔ていつの日か 笑い合えたらいいな
どんな苦悩さえもあってよかったと讃え合える 日が来ればいいな
銀のメッキが剥がれ落ちた後の
地金姿で尚も生く僕ら
流した涙のその上に立って
絆も恥もぶら下げたままで明日へ踏み出す
巡り合えてよかった あなたと出会えてよかった
どんなに堪え難い今日という日でも 幸せと呼べるよ
あなたとまたいつか 笑い合えたらいいな
どんな昨日さえもあってよかったと讃え合おう 呆れるほど