風がひゅうるり ひゅうるり 君を吹いてく
ひゅうるり ひゅうるり 僕を吹いてゆく
世界なら変わる物の見事
君が望むままに七変化
七変化
言えないことなら
云えないまま
、でいいから
いつか闇は逃げてゆくさ
朝焼けの中
帰るとこがなきゃ駆け寄って肩を抱こう
悩みならある内が“花”さ
結び目を解きゃいい
さぁ裃脱いだら
風がひゅうるり ひゅうるり 君を吹いてく
ひゅうるり ひゅうるり 僕を吹いてゆく
世界なら変わる物の見事
君が望むままに七変化
五月雨晴れれば
鯉さえ昇れるから
時には泣き崩れたって
えぇじゃないか
束の別れなら不忍池で待つがいい
なにもかも灯して見せよう
にごりえの淵に立った
鳥の影を目出よう
風がひゅうるり ひゅうるり 君を吹いてく
ひゅうるり ひゅうるり 僕を吹いてゆく
今ある迷いは絵空の事
誰が為に泣いたの
只ひゅうるり ひゅうるり 君を吹いてく
ひゅうるり ひゅうるり 僕を吹いてゆく
世界なら変わる物の見事
君が望むままに七変化
~嗚呼~ 独り言でもいいから
僕だけにそっと分かる声で
嘘も罪も教えて
“世界なら変わる 物の見事 昨日よりも綺麗 何も彼も 七変化”