あなたのためについた嘘
あなたのために変えた過去
あなたのために泣いた夜
あなたのために悩んだ今日
あなたのために 作ったチョコ
あなたのために待った時間
あなたのために笑った朝
あなたのために願った明日
手を振って別れて
まるでまた今度すぐ会うみたいに
風が強く吹くたびに
邪魔くさいもの
あなたのためにのばした髪は
今では傷んで枝分かれて
今週末切ろうと思うの
もう誰のものでもないわたし
あなたはきっと分かってた
わたしの重さに気づいてた
時々わたしも気づいてた
あなたのうんざり伝わってた
腕を掴んで 首振って
まるで駄々をこねる子どもみたいに
涙と絡まって
邪魔くさいもの
あなたのために覚えたメイク
今では枯れた砂漠のように
涙流しても乾いてしまう
もう誰にも求められないわ
いい加減に忘れて
早くこの匂いにも慣れたい
嫌いと投げた携帯には
好きとしか書いてないのにな
あなたのためにのばした髪は
今では傷んで枝分かれて
今週末切ろうと思うの
もう誰のものでもないわたし
もう誰のものでもないわたし
あなたのためについた嘘は
わたしのため