“何処へゆこうか”何処でも好いの
やさしい気紛れについてゆきます
季節も微熱も貴方が触れて
はじめて、本物に変えてよ
すべてが愛しい 大袈裟に愛しい
思い出す時には たぶん、悲しい
何とかなると可愛くないから
只々、駄々捏ねてみせるの
手を盗つて見つめて黙つて伝えて
話す為だけの唇ではないの
泣いたり秘めたり含羞んでみたり
泡ただしい毎日よ、おわらないで
今を攫うのは繋ぐのはひとりだけ
<<もっと、もっと、一緒に居て。>>
臆病な寝息、洩らす溜め息
正しい型に嵌められない素ぶり
真面になるのは損を為るけど
ちやちなお特は尚更、いやね
慾張つて見つめて黙つて叱つて
“話す為だけの唇ではない”と
泣いたり秘めたり含羞んでみたり
泡ただしい毎日よ、おわらないで
今を攫うのは繋ぐのはひとりだけ
<<もっと、もっと、一緒に居て。>>
いつも、貴方に忘れ物を為る
名前も肌も想いも返さないで
そして、何もない私を可愛がるの
<<もっと、もっとーー。>>
泣いたり秘めたり含羞んでみたり
泡ただしい毎日よ、おわらないで
Darling ふたり幼い儘で居たいよ
<<ずっと、ずっと、一緒に居て。>>