わけ合う酸素と静寂
ここは心地よいとこ
だけど夜が明けたら
そこらじゅう穴だらけ
ひどい悪夢の後は
すべて疑わしいね
餌を切らした獣
みんなそんな優しさ
大切なものあげるよ
秘めて 秘めて 育てたの
なにもかもなくしたとき
きっとそばにいるよ
おまえはパラダイス
わたしのパラダイス
こわれやすいので
頬濡らす今日だ
おまえのパラダイスに
わたしはなりたい
手荒なキスで傷に気づいて
水を含んだ舟で潜ってゆくんだ
脱げた靴を無視して
ここまで歩いてきた
そしてこれからも尚
言い訳でもしながら
大切なものあげるよ
奥の 奥で 見つけたの
なにもかも忘れたいとき
これは忘れないで
おまえはパラダイス
わたしのパラダイス
夢を見たいので
甘やかす今日だ
おまえのパラダイスに
わたしはなりたい
うしろめたい
いっぱいの愛を
間違えないでいたいよ
ねえ逢いたいよ
見つかりたくないな
やっぱ今すぐ
見つかりたいな
こんな浅ましくて
欲深いのわたし
いつだっていい加減で
いつだってなにか
足んなくて
おまえはパラダイス
わたしのパラダイス
おまえはパラダイス
わたしのパラダイス
こわれやすいので
頬濡らす今日だ
おまえのパラダイスに
わたしはなりたい
恰も まあ寛大なふりして
人を想えちゃうなんて
ほんと最高さ
確か わたしは踏み外した
そしたら そこは眩しかった
あしたの為に目を閉ざした
そしたら 生きた心地がした
確か わたしは踏み外した
そしたら そこは眩しかった
あしたの為に目を閉ざした
そしたら 生きた心地がした