「目に見えないものの話を
してくれるあなたが好き」
目を見てそんなことを言う
君が僕は好きだった
肌寒い川沿いの風
午前二時 手に触れたまま
何も言わず 僕を見つめた
その先はもう解ってた
時を止めて 君と二人
このままなら過去にならない
まだ消せない写真の中の僕らは
もう二度と会えないだなんて
嘘のように楽しそうで
「君の目に映る景色を
一日だけでも見てみたい」
子供のような目でそう言う
あなたが私は好きだった
冷え切った珈琲飲み干して
気まずさで いつもよりずっと
よく話すあなたの横顔は
優しいのに 悲しそうだった
時を止めて 君と二人
このままなら過去にならない
夜明け前の午前四時 震えた声
平気だって 馬鹿なフリして
作り笑いをしていただけ
時を止めて 君と二人
このままなら過去にならない
まだ消せない写真の中の僕らは
嘘のように楽しそうで
時を止めて 君と二人
このままなら過去にならない
夜明け前の午前四時 震えた声
平気だって 馬鹿なフリして
作り笑いをしていただけ