誰かを愛するその事実は
ずっと近くにあると思ってた
曖昧な形で誤魔化している
こんな想いに意味など無いのに
独りにまみれた僕の部屋には
君の温度が残っているよ
吐き出した言葉に隠した嘘が
剥がれ落ちて音を立てるの
甘いキスの痕が癒えない程
溺れてた自分に嫌気が差すよ
悲しみも寂しさも
この世界ごと全部僕の物にして
心から笑えたら君は要らないよ
どうせなら夢のまま
未来なんて壊して捨てて欲しかった
変われない僕がまだ此処にいるから
相対を重ねた君の姿に
知りたい答えがあると思ってた
曖昧な形で誤魔化している
こんな想いに意味など無いのに
溶けかけの夜に滲む空が
あまりにも綺麗で息が詰まるよ
裏切りも過ちも
最初から何にもなかった事にして
忘れたり出来るならそれでも良いんだ
届かない声の中
これからはきっと僕以外の誰かに
愛されて満たされて生きていくんだろう
閉じ込めた過去と終わる景色を見つめて
下らない憂いを繰り返すのでしょう
間違いじゃないってこの僕に教えてくれ
叶わない幸せも
当たり前に縋って求めてた日々も
思い出すその度に胸が苦しいの
言い訳を押し付けて
君が消えればいいと願った理由は
傍に居た僕にすら解らないんだよ
悲しみも寂しさも
この世界ごと全部僕の物にして
心から笑えたら君は要らないよ
どうせなら夢のまま
未来なんて壊して捨てて欲しかった
変われない僕がまだ此処にいるから
さよならだけが此処にあるから