眠れなくて 見上げた空
あなたといた あの頃を思いながら
怖いくらい 恋をしてた
今なら笑ってしまうような 夢を見てた
懐かしいメロディ
しずかに口元をこぼれてく
眩しい月が あなたの
遠い町でも見えますか
眠れなくて 開いた本
あなたに似た 主人公は恋が下手すぎて
街で今も 寝癖のまま
よれたシャツを着た人を見ると 振り返るの
どうしていますか
しずかに口元をこぼれてく
夜の風が こころの
隙間にしのび込んで
もう二度と 戻らない
思い出に魔法をかける
あなたは 夢にも
会いに来てくれないから
もう少し このまま
ぼんやり 空を見上げてる