この手から光が
月を忘れた夜に消えていく
指先に微かに残る
想いも届けばいいなと隠した
不揃いの気持ち 抱えて
滲む目の前に温もりを一つ願った
空に上がった 僕らの痛みをさ
見えなくなっても見つめていた
忘れたくなかった
どんなに僕が 今 壊れそうでも
君が笑っているなら
この涙 救われる
全て何だか虚しくて
落として忘れたものさえ気づけない
心から会いたい
君ではなくて 震えたあの時に
睡蓮の花をよそ目に
夕立の中 無邪気に泣いたあの瞬間
まるで世界が時を止めたような
夜に交わした言葉とも
お別れなんだね
ここからずっと ねえ ずっと遠くで
生まれた 星の名前は
僕と君しか知らない
空に上がった 僕らの涙はさ
見えなくなっても輝いて
誰かを照らしている
ここからずっとそう ずっと遠くの
君が泣いているなら
見上げてよ ほら いつまでも
そばにいる 星のこと
ひとりぼっちの夜に思う
君と一緒でよかった