透明な不純物ばかりを
飲み込んで来たんだよずっと
手に触れて 心に触って
汚れてなんかないのに、
どうして
みんな自分が嫌い
みんな身体が嫌い
嫌わないでいいよ
憎まないでいいよ
私が私をちゃんと嫌うから
愛してほしいよ
抱きしめてほしいよ
嫌った分と同じ
愛がほしいんだよ
どのくらい傷つき果たせば
赦してもらえるのだろう?
生きてゆく 子供の目のまま
心が破けてく音だ
醜くてもいいって
誰でもいい、
言って
壊さないでいいよ
殺さないでいいよ
私が私をちゃんと殺すから
痛くなんかないよ
怖くなんかないよ
またそうやってさ
泣きながら笑う
これでよかったよ
みんなそう思うよ
そして報われる
なにもかもが
これは愛だったよ
私だけの愛
大切に終(しま)った
傷付かないように